高田馬場にあった千代作という家系ラーメン

高田馬場に千代作という家系ラーメンがありました。

大分前に閉店してしまったのですが、初めて家系ラーメンを食べた店だったので今でもよく覚えています。

高田馬場の駅を降りて栄通りというアーケードをくぐると様々な店が軒を連ねていて、そのすぐ入口の雀荘で仲間とよく待ち合わせをしていました。

少し早めに来て街を歩くのが好きな私は、ある日その栄通りの一番端まで行ってみたのです。

神田川が流れる橋の手前、一番端にあったお店が千代作でした。

看板には家系ラーメンとあり、1990年代の東京の人間には馴染みのない名前に興味をもったのです。

昼時だというのに店内に客はなく、入店をなぜか躊躇する店構えだったことを今でも覚えています。

しかし家系ラーメンなるものがどんなものか知りたくてお店の扉を開き、のりだ、ほうれん草だのトッピングなど頼まず、ノーマルのラーメンを注文したのです。

しょっぱい。

それが第一印象でした。

だけど麺が美味しい。

数枚載せられたノリをたっぷりとスープに浸し、サービスという白いごはんを巻くように食べてみる。

これがなんともくせになる味で、それからしばらく高田馬場にくれば寄っていたお店でした。

なんともなつかしい思い出です。相席居酒屋 東京